ダムなどに洪水を貯めて下流の川の水量を減らすことです。
 ダムは、放流量をコントロールしながら貯水池に洪水の一部をため、それにより下流域の水量を減らし、洪水被害を軽減します。これがダムの治水機能です。
 ダムによる洪水調節は、ダム貯水池に貯められる範囲で可能なもので、想定を大きく超えるような洪水の際のように、ダムが満水となってこれ以上貯めることができなくなったときには、流入量と放流量が同じになり、洪水調節に限界が生じます。