1.はじめに

メダカの飼育は、室外と室内の両方で行っています。

それぞれの場所でメリットとデメリットがありますが、それらについては別の機会に。

稚魚の給餌など、こまめな世話が必要な個体については、室内飼育にしています。

室内飼育の設備は、ホームセンター・通販・100均で入手しやすい資材で組み立ててあります。

2.組立資材

2-1.飼育棚

飼育棚は、スチールラックビニールカバーで構成しています。

スチールラック=スチールラックのキタジマ NC-875 幅87.5×奥行45×高さ180cm 5段 ブラック 70kg/段

ビニールカバースチールラックのキタジマ ビニールカバー4型用 幅180×奥行45×高さ180cm用 透明

  

2-2.照明設備

照明設備は、蛍光灯タイマーで構成しています。

蛍光灯器具=led 蛍光灯40w直管 蛍光灯器具セット 120cm 1灯式 工事不要 軽量 hld-120pz-set

蛍光灯器具連結コネクタ=LED蛍光灯用器具用連結コネクタ 増設部品 hld-adpt-2t

タイマー=リーベックス(Revex) コンセント タイマー スイッチ式 簡単デジタルタイマー PT70DW

    

2-3.飼育容器

飼育容器は、タッパープラボックスを併用しています。

タッパー=ダイソーメガフードコンテナ深型5.0L

プラボックス=Astage(アステージ) NVボックス #13 ブラック W約28.7×D約43.5×H約14.5cm

2-4.加温設備

加温設備は、コンテナオートヒーター構成しています。

コンテナ=新輝合成 トンボ フードコンテナー 餅型 本体 大 (蓋別売) 餅箱

オートヒータージェックス メダカ元気 オートヒーター SH120 縦横設置 安全機能付 SH 規格適合

  

2-5.エアレーション設備

エアレーション設備は、エアーポンプエアーチューブ分岐栓逆流防止弁エアストーン・防振パッドで構成しています。

エアーポンプニチドウ エアーポンプ ノンノイズS-200 2W

エアーチューブ=貝沼産業 シリコンタイプエアーチューブ ハイソフト 100m ホワイト

分岐栓、逆流防止弁=Pawfly 5又水族館エアポンプ分岐 ポンプアクセサリーセット (5*逆流防止弁と6*キスゴム付き)

エアストーン=Pawfly 10個 20mm球形エアストーン ミネラルをリリース 水族館 魚タンク ポンプ 水耕栽培用

防振パッド=TRUSCO(トラスコ) 防振パット 200×200×10 OHS-10-200

        

3.組立手順(2ラック連結版)

スチールラック2台を並べて使用するパターンを紹介します。

①スチールラックの設置

スチールラックを2台組み立て、長手方向に並べます。

②ビニールカバーの設置

ビニールカバーをスチールラックに被せます。

スチールラック2台をインシュロックで連結し、転倒防止器具を設置します。

③照明の設置

コンセントから延長線をスチールラックまで引き込み、複数口タップを取り付けます。

棚板の下部に角材を木ねじ止めし、蛍光灯器具の吊り下げ部品を20cm間隔で取り付けます。

蛍光灯器具の吊り下げ部品に蛍光灯本体を固定します。

複数口タップにコンセントを差し、余った口は(防水のため)養生テープで塞ぎます。

④針子用の飼育環境整備

コンテナにオートヒーターを取り付けます。

タッパーを3つコンテナ内に並べます。

タッパーに飼育水を注ぎます。

コンテナに水道水を注ぎます。

オートヒーターの電源を入れます。

⑤稚魚用の飼育環境整備

プラボックスをスチールラック1段につき3個並べます。

⑥エアレーションの配管

防振パッドをエアーポンプの大きさ以上に切断します。

スチールラックに切断した防振パッドを敷き、エアーポンプを載せます。

分岐栓・エアーチューブ・逆流防止弁・エアストーンを組合せ、各飼育容器まで引き込みます。

分岐栓のコックで各飼育容器の発泡量を調節します。

針子用の飼育容器でエアレーションを行う時は、かなり緩く発泡するように気を付けたほうが良いです。

泡がはじける衝撃で死んだり、波立つ上流へ泳ぎ続け体力消耗で死ぬようです。

4.水温調節について

4-1.室内気温が低い時

針子は低温に弱いようなので、オートヒーターでコンテナ湯煎しています。

冬場も採卵したいプラボックスは、オートヒーターを取り付けています。

夜間は、ビニールカバーを下ろして、急激な温度低下を防止しています。

4-2.室内気温が高い時

水温を下げる機材は取り付けていません。

エアコンで室温を下げたり、カーテンで遮光しています。

5.おわりに

今回は、5段のスチールラックを2台使用しました。

プラボックス換算で24ケース分のスペースがあります。

メダカの飼育はもちろんのこと、ミジンコ培養や撮影機材置き場としても重宝しています。